第八回放送日記
俺はこの頃、ワッカの3人は多少仲は悪いが絶対に組んでるって思っていた。
俺には咲が付き、ユウにはお姉が付き、麻美、美保にはララが付いていた、俺が一番気になるのはお姉の言動だ!
俺は普段お姉とはゲームの事はあまり話はしなかった、俺もお姉に本音を話さないしお姉も俺には話さないだろう、お姉の情報はユウからと咲から常に入ってきていた。
TV見る限りではララとお姉メチャメチャ反発しあってるなぁ!生活地でも多少感じてはいたが・・・ワッカ本気で分裂してるよ!!
きたよきたよ〜!!合流後新しく生まれたのはギクシャクした関係ばかりではない・・・
咲からさくらんぼを採りにいこうって言われたときの俺の顔!雨降りそうだったしこの時本気で嫌だよ〜って思ってたんだけど、この顔はエロエロ丸出しのニヤケ顔だな^^
初めはもちろん、タイプな子だなって好きな子だなって思って。「俺、ポチャッとした丸顔が好き。結構、好みの人としゃべれないいんよ。ピュアだから。」^^これ本気の俺の言葉!!
岩本は関口に恋心を抱いていた。ハハハハ大笑い^^これは笑った。恋心ね〜^^
山にサクランボを取りに来た時はかなり雨も振り出してきちゃって最悪だったよ、でもせっかく来たからには少しくらいないかと頑張ったんだけど、あるにはあるんだよね!でも鳥に突っつかれてるか少し腐れている。
やばいなってくらい雨も降ってきたから引き上げようとした時に、何気に目の前にアジサイの花があったんで、摘んで咲にあげたんだよね、そらりゃ〜目の前に綺麗な花があって、近くにかわいい女性がいれば花くらいあげるでしょう!!^^
ちなみにお姉だったら・・・採ってあげないっていうか山にすら行かない^^
それに雨が降って足場がすごく悪いうえに滑るんだよ、咲の手を引いてやってるあの坂は中でも一番急な坂で、こけて滑り落ちたらその下には汚い大きな水溜りがあっるんだよ。こんな時って普通に手を差し伸べるでしょ!それを・・・
タイタニックかよ、、、リプレイしたうえになんじゃ〜白いもやみたいなのがついてるぞぉ〜〜
ビックリして声もなくその場にひっくり返ったよ(@_@)サバイバーの放送は友人宅で数人集まって見ていたんだけど、大大だ〜〜〜い爆笑でしたよ^^相変わらず俺は言葉も出なかったけどね・・・
でもあんな時って普通に手を差し伸べますよね!?これは相手が誰であろうと手を差し伸べますよね!!
お姉だったら引き上げた後、にっこり笑を交わしながら下の水溜りに蹴落とすかも・・・^^
合流してからの麻美と美保の主な仕事は魚の餌取!ミミズ取りである。ほぼ毎日朝早くからミミズを捕まえて来てたよ。ユウが釣りに専念できるのも麻美と美保のおかげでもある!大きいミミズを何十匹も捕まえてきてたなぁ
麻美と美保はホントにララからいろんな事教わっていたし、ララ達ワッカの女性陣が働くからいい刺激を受けて合流後からは積極的に働き始めたし顔つきも変わってきた!
辰巳の不安!お姉は常に崖っぷちだったよ、いつも不安はあったんじゃないかな。
ララ、麻美、美保がお姉を落としたがってるのは知っていた、このときは俺もララとお姉のどちらを追放してもいいと思っていた。まだゲーム前だけど!
ララ落しはトイトイの時から決まっていた事、理由は、基礎体力が絶対にあるから早めに追放し解いたほうが後々面倒にならないためだったんだけど、合流してからのララに印象は、体力もさほど無さそうだしなんと言っても人柄が良い!っていうか良すぎる、真面目すぎるんだよね・・・この生活においては!!
そんなララを本当にしたっていたよ、麻美と美保は。
そうそう、ここで物資調達ゲームがなくなってるんだよね!今回の物資調達ゲームは、パチンコ皿割ゲーム!
4〜5mはなれた所に皿が吊るされていて、その皿に名前が書いてある、名前の書かれた皿を割られたら失格!自分の名前の書かれた皿は2枚、すなわち全部で14枚。名前の書いてある皿が最後まで残った者が勝者!!
ここである人物のすごさをまざまざと見せつけられる・・・
このパチンコの勝者への物資は!!!ペロペロキャンディ〜4本!?えっ(・_・)
よく縁日とかで売ってある(今では見かけないかもしれないような)ペロペロキャンディ〜、一瞬戸惑ったが、ペロペロキャンディ〜すなわち、砂糖飴よ!!みんな大喜び^^いい年こいた大人がよだれたれそうな勢いで喜んでるんだよ。はっきり言って異常だね!後でペロペロキャンディ〜でこんなに喜んでる俺たちいておかしいよねって、みんなで笑ってたよ。
このゲームかなり難しかった、ガキの頃よくパチンコとかやって遊んではいたんだけどあたらないものではある、俺が2枚くらい割ったかな、一番割ったのは、ユウ!7〜8枚割ったんじゃないかな!?スナイパー湯浅!って呼ばれていましたよ。最後ユウと麻美と美保が残った、ユウは相変わら凄腕だが、麻美も美保もパチンコの玉(石)が狙いどうりに飛んでない、その間に美保の皿をユウが粉砕!美保も2枚くらい割ってたんじゃないかな、この時麻美はまだ一枚も割っていない!
麻美とユウの一騎打ち!相変わらずユウの弾道は良い、麻美も何とか皿の近くまでいくようにはなってきたが・・・そして「パリ〜ン」皿が割れた!ユウの皿が割れた、麻美が当てた!たった一皿を割った麻美の勝利!!俺は麻美が割るんじゃないかと感じてた、じっと二人の勝負を見ていて麻美がユウの皿を割った瞬間、鳥肌がたった・・・恐るべし麻美!こいつのラッキーはまだまだ勢いがあるな。
ユウは相変わらずプレッシャーに弱い、今回のゲームはそのプレッシャーに負けないようにと、前回追放者のターが愛用していた水色の(かなり色あせてる)タオルをユウは頭に巻いてたんだけど、ターは合流後絶対にゲームでは負けない、プレッシャーにも負けないって豪語してたからね、そのターの意思をついで俺とユウで絶対に勝っていこうなって二人で誓ったんだよ!!
ペロペロキャンディ〜は麻美の物に!!
追放者免除ゲーム  片足耐久
このゲームは辛かった!お姉がすごくぐらついたのは見えたんだよね、あっ、お姉は持たないなって思ったんだけどなぁこの時は。
俺の前で美保がぐらぐらぐらぐら揺れてるんだよね〜はっきり言って辛い!やっぱり前を真っ直ぐ向いて立っているほうがバランスがとりやすいんだけど、前が揺れてるとこっちまで揺れそうになる、だいたい20分〜30分くらいでぐらつき始めて落ちていった、ユウが落ちたのが50分くらいじゃなかったカナ!?
そこからはお姉との一騎打ち、俺はこのゲーム意地でも負けるわけには行かなかった、もちろん愛する咲のため!!ちが〜〜〜うだろ!ビックリするなこれ(@_@)、
本当は、今日は俺が水色のタオルを頭に巻いているから!!絶対に負けないって決めていた!!
それにしても長かった、俺は右足の方が強いと思っていたら意外と左足の方がバランスを上手く保てたし疲れも右足よりもしなかった。
ゲーム中小雨が降ってきたんだよ、俺は体は火照ってきて汗をかくくらいだったんだけど、早くに落ちているメンバーはかなり寒かったらしい、正直どっちでも良いから早く落ちてくれって思ってたらしい。それと夜だから、ライトの光に虫がいっぱい寄ってきてそれが俺たちめがけて飛んで来るんだよ!これはたまんない、かなりバランスを崩すんだよねどっからでも飛んでくるから。
俺は後ろからお姉に「お姉〜いい加減落ちろよ、俺まだまだいけるよ!!」って挑発してみたり、平均台の上で飛んで揺らしたりしてたんだけどなかなか落ちないんだよ、そんな事やってるとこっちがバランス崩して何度も落ちそうになったよ。
戸北さんもいろいろ質問とかしてくるし、はっきり言ってそんな余裕ないちゅうねん、お姉はなにか歌ってたっていってたなぁ、確か「苦しくたって〜悲しくたって〜」だったかな、笑ったよ、しかしお姉も余裕あるなぁ〜
これは落ちた後に聞いたんだけどお姉って小さい時から14年くらい!?平均台の選手やってたんだって!バランスいいはずだよ、このゲーム勝ったらお姉平均台の上でバック転しようと思ってたんだって!恐るべしお姉!!
結局2時間30分以上片足耐久やっちゃった、この時の話によると、サバイバー世界何ヶ国でやっているかは知らないが、このゲーム自体世界各国(サバイバー)でやっているらしいけど、ダントツの世界最高記録だよ!ってスタッフも喜んでいた。
お姉が落ちた後すぐにお姉のところに行って、二人で抱き合って健闘をたたえあっよ!生活地に帰ったのは完全に日付が変わっていたらしい・・・つかれたべ〜
ゲームではあるがあそこでターを追放したのは、自分自身が情けなかったし悔しかった、ゲームに情を出してはいけないとは思っていたんだけど、このゲームに関しては完全に情で動いてしまった。いなくなった者に情を掛けてもなんにもならないと解ってはいるが・・・
俺は合流後のゲーム本当ははじめは勝つ気なかったんだよ、ゲームで目立ちたくなかったからね。
このゲーム取ったのはやはり間違えだったんだよね〜後々・・・^^
次の日、おいおい!お姉なにやってるんか!?麻美たち脅してるよ(@_@)恐すぎだよ・・・
この時美保がお姉に言い返してるよ!偉いぞ!!麻美もこの時の事をすごいって誉めていた。
麻美たちに後でこの話聞いたんだけど、かなり恐がっていたよ。泣いたって言ってた。一応この後お姉は俺のほうから怒ったよ、そしたら「麻美たちにもう一言いいたいんだけど」だって、「もうやめろよ」って言ったら、何とかわかってくれたよ。麻美達にももう脅される事はないとは思うがまた脅されたら言ってこいよって伝えはしたが、お姉の行動はいまいち読めない・・・
今日は追放審議会があるんだが、俺はお姉と麻美で迷っていた、この二人はゲームに強い!お姉は実力で強いよ、麻美は底知れない恐さがトイトイの頃からあるんだよね。これはみんな感じていたと思うよ。
これから追放審議会までのわずかな時間で、この二人以外の人物が追放者となってしまう。
それは次回・・・

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