第七回放送日記
個人戦の幕開け!!
あれ?なんじゃ〜この音楽は??ナレーションもいつもと違うじゃん!
この日も朝から小雨が降っていて飯が食えるか微妙な状態だったが、みんなで合流前は残った米を全部食ってパーティーしようって言ってたから何とか確保している炭に火をつけて乾燥した小枝に火をうつしって行った、結構雨も降ってはきたが米を炊くのには十分な火を作ることが出来た。寒いからみんな火の周りに集まってトイトイ最後の談笑をしてたな〜^^
ワッカは戦略の為になにやらやっているようだが、トイトイにワッカの奴らに食わせる米は無い!!ターが言ってるように、「最初の10日でワッカはいなくなるっていうことだ。」
合流後のトイトイの作戦は、ワッカ落し、松井、辰巳、関口の順で落としていく事が決定していた。何があっても!!その後、トイトイの男3女3のガチンコ勝負で恨みっこなしで行く予定だったんだが・・・
ワッカは俺やター、まゆ辺りに接触してくるだろうとは予想していたから、みんなワッカの言う事を聞いてそれに賛同しようよって、ワッカの作戦に乗った振りをしてワッカから落としていくっていうチョッと意地悪な作戦も笑い話みたいに話してたよ。
この日食った米は日頃の何杯食ったんだろう!チョッとお焦げもあったりして最高でした^^そうそうおかゆじゃなくて、チョッと固めのご飯を作ったんだよ。ホント食べた時のほんのりと甘い感じがたまらんです。米ってあまいんだな〜って思っちゃいました。
いよいよフィリピンハウスを燃やす時が来たんだけど、さすがにジィ〜ンっと胸を打つものがあったね!
ここでの生活のいろいろな事が思い出され、また、トイトイの象徴でもある旗、黄色のツナギを火が包んだ時は寂しい気持ちにさえなった。なんだかこの生活がもっともっと続けばいいのに・・・なんて思ってしまう。
チョッと残念だったのは、ここ数日雨ばっかり続いていたからなかなかフィリピンハウスが勢いよく燃えないんだよ、出来れば派手に豪快に燃え上がってほしかった。しょぼすぎ・・・この時蓄えていた薪などもすべて燃やしてしまうって事だったからいっぱい蓄えていたのに燃やしてしまっちゃいました。後々後悔・・・だって生活地が直ぐ横の水の上になるなんて思ってもいなかったから!
いざ出陣!合流に名倉が来ていた。この地にどんな芸能人が来ようが今はまったく関心は無いな!
新しいチーム名「ニタイチーム!」意味は森。これを聞いたときに、あ〜今度はもっと山の中に連れて行かれるんだ〜って思っちゃいました。
そしたらなんとなんと!!「あちらになります」って俺たちの後ろにある、水上に浮かぶボロボロの掘っ立て小屋を指してるじゃん、「ありえねぇ〜〜」
まずはお互いの境界線の撤去、これがなかなか大変な作業で、有刺鉄線が張ってあって危ないし結構頑丈に作ってあって一苦労したよ。こんなんで俺らの体力使わせんなよ〜ってな感じで・・・
これでいよいよ本当の合流!いざ浮船の掘っ立て小屋へ!!俺船舶免許持ってんだけど船酔いすんだよね・・・
まずは今日寝る為の家を作らなくちゃいけない、日が沈むまでに。家担当は、ター、ユウ、まゆ、それに必要な木の確保をララ、お姉、咲、俺、小屋まで木を運のにまともな道がないから、道作りに麻美、後に麻美ロードと命名。、火はお互いのチームが炭に火をつけて種火として持ってきているから、それを消さないように火の確保を美保、がそれぞれに頑張った。
俺たちは木を何本も切り倒したよ、ララとお姉が「私たち木を倒すのが得意だから」って言っていたから期待していたが、仕方がないやはりか弱き女性である・・・この後も黙々と作業は続く・・・
家作りを見ていてふと思った、トイトイだけで作っている、これはいけないと思いお姉を家作りのほうに行かせた、ワッカの意見も取り入れながらやってもらいたかったから!
今回一気に何本も短時間で木を切っていたからまたまた手の皮がむけちゃったよ、手の皮っていうか親指の所の皮が一番剥けるんだよね。壁用の木の葉と薪がまた必要となるから、先ほどの後悔は、次の生活地が浮船って解っていたら生活地の薪チョッとはとって置いたのに・・・
TVで少しだけ映っているけど、俺の薪を運んでるシーン、まったくあんなもん運んだうちに入んないからね!あの数倍、ありえないよってくらい担いでなん往復もしてるから、ここ放送してほしかったな〜ここ放送してくんないと俺仕事たいしてしてないみたいだよ。(-_-メ)
また切った木を運ぶのが大変大変、水辺の斜面を運ばなくちゃいけないから、それも多量に!麻美にスコップの使い方を伝授してコツコツと麻美ロードを作っていってたよ。麻美に「ボチボチ作っていいぞ」って声かけたら、「なんか楽しくなってきたよ」ってニコニコしながら作業をしていたな!正直麻美たちがこんなに働いてるのをはじめて見たかもしれない。急な斜面に作った階段はホント助かったよ^^ありがとな麻美!!
小屋作りの方も順調で、なんと大胆にも床の板を剥がして屋根に使ってるよ、さすが家担当!生活スペースなんて寝る所がしっかりしていればOKだからね。
これで何とか雨風はしのげるな!ほぼ完璧な出来上がりだよ。
しかしさすがは水の上、風は冷たいしなんと言っても底冷えがすごい・・・
お姉がまゆに近づいているが、合流前までは、まゆにワッカの女性陣は近づけたくないと思っていたが、合流前トイトイの結束を確認しそれを信じていたから大丈夫と確信していた。
表面上は仲間だが、まだまだワッカは敵なんだよね、俺たちの中では!
ララと麻美、美保がカマド&カマド小屋を作っているがカマド小屋の土台を作ったのは俺だよ〜ララ達には悪いがカマドも次の日の朝、壊して作り直させてもらったよ^^だってあれじゃ〜火の確保が難しいんだよね、空気の通り道が出来てないから、この話は後ほど、
ワッカの生活品には驚かせられた!取ってのある缶は使いやすかったなぁ、天才ガッツさんに感謝^^
缶の内側にシートを敷いてお湯が冷めにくくしている事と、なんと言っても錆びた水にならない!俺たちは火事の後からはまともな(綺麗な)缶がないからいつもいろ付きの水飲んでたからね。
でもちょっと思ったね、そのシートって確か物資調達で俺たちトイトイの物になってるはずだよね!^^今となればワッカが持っていて良かったけど、ありがとうワッカよ!!
ワッカの缶はホントに綺麗だったよ!砂で缶の錆びを落としていたんだそうだけど、これは俺たちもやっていた、そりゃ〜潔癖症の今井君がいますもん!女性陣もそりゃ綺麗に洗ってくれますけど、ターが洗ってるのみて笑ったもん^^まだ洗ってんの!?っていうくらいしっかり洗うからね。
トイトイの缶が錆びてたのは火事でみんな燃えちゃって錆びだらけになっちゃたんだよ。水を沸かすと缶のメッキが浮いてるんだよね、これって飲んでも大丈夫なのかな〜なんて思いながら飲んでたよ。
夜、ユウは料理好きだからお姉にすいとんの作り方を教わっていて上機嫌だったよ!他のもララがメチャ料理が得意みたいで合流後沢山の料理レシピを聞いてたみたいだった^^美保も沢山聞いていたな〜
この時何が一番嬉しいかと言うと、すいとんもはじめてこの生活で食ったからすっげーおいしくてよかったんだけど、合流してから一人一人に米の缶が与えられたから、それをお茶碗代わりに出来るんだよ、だからこの時(バーベキューは除く)はじめてみんないっせいに「いただきます」を言ってご飯を食べたんだ!それが何より嬉しかったし美味しさも倍増したね。
ここで使っている箸やスプーンは各自自分の物を持っていた、俺は何本も箸作ったな〜俺の使っているスプーンはララが作ってくれたよ。それと魚をさばく為のまな板も作った。このまな板トイトイ時代に作ったんだが、ある朝無くなっていたんだよ、あ〜間違って薪になっちゃたかなって思って仕方なくもう一つ作ったんだけど、ある日すごい所から出てきた!なんと大将の枕になっていた^^お前の頭さばいちゃろか!?ってな感じ!ハハハまたこれでたたかれるな俺^^
夜、合流で9人になったわけだが、考えてみると最初の人数より多くなってるわけだよね、この日夜は改めて自己紹介などをしながら今までの生活を振り返る交流会だった。
みんなが寝静まった丑三つ時(正確には解らないが)なにやらごそごそと、誰かがトイレ起きしてるみたいだ、俺は入口の横に寝てたから(顔の横にはみんなの靴が並んでんだよ(・_・))一人が出て行くのが解った、その数秒後・・・
「ドボーン!!」水に落ちる音、「くまさん、くまが、くまが、くまさんくまがいるよ〜〜」半泣状態で小屋に帰ってくる、俺はあわてて外へ出たよ、そんな事はないだろうと思いながら・・・
ランタンの光でその辺りを照らしながら付近を見渡したがくまの影すら見えなかった、ただくまらしく見えるものは発見した!ランタンの光で水面の向こうの岸に映る動く大きな自分の影^^その影を見て驚いて桟橋から落ちてしまったんだね!お姉!!^^
俺には助けを求めにきたお姉の顔のほうが恐かったよ(@_@)でもあの時は寒そうだったな〜って寒いよな!
次の日、朝早くからユウとターが釣りに行ってる、が俺もちゃんと仕事してるよ、悪いけどその一時間前から、トイトイの時は数回大将やまよが俺より早き起きてたが、ニタイチームになってから俺より早くにおきて仕事してる奴はいないはずだよ。
この朝俺のやってた仕事はカマド作り!ララ達ごめんな、悪くはないんだけどこれから先火を確保していく事を考えるとチョッと・・・始めからすべて作り直したよ。空気の通り道と缶を綺麗にのせられるカマド作りを、文章で書くのはチョイト難しいから省きます。
この日から俺の追放まで毎朝火付けは俺の仕事になったよ!お歳よりは朝早いから^^
火の確保は、夜に残った種火に灰をいっぱい掛けていると、朝まで種火として残ってんだよ、それを確保している炭に移し変えていく!小枝にそして大きな木へと・・・
ターとユウの釣りは次回!!すごい釣果にビックリ(@_@)

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