スタート |
今の芸能界の問題点を指摘する。「プロダクションがTV局の下請けになってること」を中心に論理的に話をする。けっこう、みんなうなずいていた。「登録料で食ってるプロダクションがいけない」という話をしたら、加藤社長(ひばりプロダクション)が、ちょっと反発。しかし、川原社長(ラーメン:なんでんかんでん)は、おさPの話に同意する。
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約10分経過 |
「今の芸能人にまともな人がいない」と台本・リハ通りに話をする。加藤社長が、ちょっと怒りモードになる
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約20分経過 |
具体的な計画の話になる。ライブハウスを持つことがメインの計画なので、そのことで色々聞かれる。
おさPの失敗その1 費用の内訳や収支計画もしっかり作ったのに、「ライブハウスの売上は?」と聞かれたときに、スコーンと抜けてしまって「え〜・・・」と考えたらツッコまれてしまった。
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約30分経過 |
具体的計画の話になったら、加藤社長がとても挑戦的になってきた。やはり、同業者で、しかも、おさPが否定的な話をしたからだと思う。何を話しても、反対意見を言われる。おさPだんだんイライラしてくる
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約40分経過 |
「深田恭子やキムタク批判」のカンペが出る。それを話したら、ここで、社長のみなさんのムードが悪くなる
おさPの失敗その2 カンペ通りに話をしてしまった。ディレクターにのせられてしまった。カンペを拒否することだってできたのに、「インパクトがあるから」というディレクターの言葉を信じて、自分の本心ではないことを話してしまった。
おさPの失敗その3(これが最大の失敗) 「それじゃ、あなたのところに所属するタレントは、最高のタレントなの?」と聞かれて、正直に「いや、まだまだです」と答えてしまった。この答えで、一気に最悪のムードになる。 それまで、さんざん芸能人批判のようなことを言ってしまったことで、この正直な発言が批判の元になる。 「なんで、そういう人を連れてきたの」と激しいツッコミが起こり、吉田栄作からも「そんな人のパフォーマンスは見たくない。結果が見えてる」などと言われる。 おさPとしては、まだまだこれからのみんなが、本気で頑張ってやっていることや、みんなの「夢」や「可能性」に賭けてもらいたいことを伝えたかったのに、台本・リハーサル・カンペにのせられて、方向修正が効かなくなったことに気づくが遅かった。
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約50分経過 |
川原社長の「おれは見たい」の言葉で、メンバー登場。「I Believe
〜」をやるが、練習の力を発揮できなかった。最悪の評価をされる。自分の責任を感じて、まじでクラクラして倒れそうになる。 「どうやってタレントを集めたの」の質問に「3000人を超えるネットアイドルから選んだ」のカンペが出たので、その通り答えたら、「あれが3000人から選んだ人なの」とツッコまれる。 みんなをさらし者にしてしまっていることで、更に倒れそうになる。
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約1時間経過 |
商売の仕組みそのものが誤解して伝わってしまっている。おれは、あくまでもMajoCLUBをやりたいのに、元ミュージシャン、元コンピュータビジネスの企画屋、元コンサルタントという経歴で、「飲食とコンピュータ好きのミュージシャンが自分のリベンジがしたいだけ」というふうにとらえられる。この時点で、何を言っても聞いてもらえなくなる。 最後のあがきをしようと、夢について熱く語るが、逆効果だった。
おさPの失敗その4 「金をもらいにきたじゃない。自分たちの夢に賭けてもらいにきたんだ」という話を打ち合わせでしたとき、ディレクターから「その言葉は、素晴らしいから、最後に言いましょう」と言われ、リハーサルでもその予定でいたが、虎のみなさんには通用しなかった。
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ラスト |
おさPの芸能界についての考えや、MajoCLUBの姿勢については、共感できるが、タレントの発掘と育成のシステムができていないことを批判される。加藤社長からは、「あなたのやろうとしてることは、美空ひばりがやろうとしたことと同じ。美空ひばりができなかったことをやれるわけが無い」と言われる。また、「あなたには、タレントを見る才能がない」「責任を感じるなら、すぐに解散しなさい」とも言われる。 「最後に何か」と聞かれ、暴れようかと思ったけど、これ以上みんなに傷をつけたくなかったから「特にありません」で終る
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収録語 |
うつむいて歩くことだけは絶対しないように、胸を張って控え室まで帰る。みんなに報告したが、何をどう言えばいいか分からないくらいだった。ただ、言える事は、全部おれの責任であることだけだった。しかし、みんなが、「まだやりたい」と言ってくれたことに、少し気が楽になった。ここまでも撮影されていたが、「ラストは元気良く終りましょう」ということで、取り直し。みんなで「おー!」とか言って終る。
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