★『¥マネーの虎』に三宅代表の義妹が出演!
1,420万円返上!

  7月19日(金)20:00からオンエアされる日本テレビの人気番組『¥マネーの虎』に、なんと三宅善信代表の義妹(夫人の妹、宮崎次子さん)が出演しています。京都市内で和装に関する仕事を営んでいる宮崎さんは、たまたま東京へ旅行した際に、宿泊先のホテルで同番組の放送(今年4月までは、同番組は東京ローカルの深夜枠)を視て、ひらめきで応募しました。

 そして、それまで関西地区ではまったく知られていなかった(4月から全国放送)同番組の収録に出演。ほとんど番組の主旨やシステム、これまでの経緯を知らなかったにもかかわらず、あっという間に、並み居る「社長」陣を論破し、なんと2人の「社長」から、それぞれ満額の拠出を取り付けました。しかも、出資を依頼している「応募者」の立場でありながら、出資者である「社長」を「逆指名」するなど、一人、気を吐きました。19日のオンエアに乞うご期待!

★オンエア直前情報! 07月19日

 7月13日放送分の「次回予告」等で何度かオンエアされて、番組「登場」が待たれる着物コーディネーターの宮崎次子さん(三宅善信代表の夫人の妹)の『アンティーク着物&和装小物の店』の提案に、"虎"の中でも、収支計算予測に最も厳しい株式会社生活創庫の堀之内九一郎社長と、大阪日本橋でPCショップを営む株式会社アップスの早原浩三社長が、それぞれ「満額単独出資」を提示するという前代未聞の展開となります。

 京都の友禅染屋の末娘に生まれた宮崎次子さんの活動は、年々衰退する一途であった伝統和装産業に、各家で「箪笥(たんす)の肥やし」になっていた古い着物を再商品化させることによって、市場の拡大を図り、さらには、中心価格ゾーンを引き下げることによって、これまで、フォーマル以外では和装とあまり縁のなかった10代後半から30代までの最も消費傾向の高い女子大生・OL層というマーケットを開拓するなどの新風を巻き起こしました。宮崎さんは、"虎"からの好意ある提案にどう応えるのでしょうか?

 また、インターネットを使った着物販売という新分野も手がけた宮崎次子さんは、『ミスきもの』に選出されるなど、才色兼備の女性です。因みに、三宅代表の夫人が長女で、次女の奥山愛さんも、独身時代はオートクチュールのモデルとして東京で活躍していました。19日(金)午後8:00からのオンエアをお楽しみに!

★放送内容と実際の違い! 07月26日

  7月19日のオンエアで、大阪日本橋でPCショップを営む(株)アップスの早原浩三社長から、見事、「1,420万円満額出資」の約束を取り付けた宮崎次子さんのその後には、意外な顛末が待ち受けていた。

  番組では、「出資する以上、ビジネスとして成功させるために口出しはする」と言った(株)生活創庫の堀之内九一郎社長に対して、「自分のことを尊重して下さる人を選びたい」という条件を逆提示した宮崎さんは、「口は出しませんから、投資させて欲しい」と言った早原社長をパートナーとして選んだ。

  しかし、実際に、収録終了後、席を改めて行われた早原社長と宮崎さんとの交渉では(オンエアはされなかったが、宮崎さんは、番組収録中に、経営上の具体的な数字を挙げて、社長たちを納得させていたにもかかわらず)、「あなたの好きにしなさい。口は出さないから」と言っていた早原社長サイドから、「会社の役員会の承認を得なければならないから」などと、具体的なディテールについて、たいへん細かな「口出し」が行われ、結局、宮崎さん側から「それなら、出資は結構です」と言わされる羽目になった。

  番組中では「金は出すが、口は出さない」と良い格好しながら(早原氏は、公共の電波を用いて、「漢(おとこ)ぶり」を宣伝しながら)、実際にはそうでなかった出演者がひとりでもいたことを、視聴者はもっと知るべき(日本テレビは視聴者に知らせる義務がある)であろう。もちろん、大半の「虎」たちは、そのような非常識ではないにしても…。


★欺瞞に満ちたフォローアップ報告 08月16日

 7月26日付で予告したとおりの出来事(1,420万円の返却)が、8月16日の『¥マネーの虎』オンエアで明らかになった。しかも、本当は、オンエアされた条件を後から勝手に変更してきたのは早原社長のほうであったのに、8月16日放送の番組では、宮崎さんと早原氏との間の長い話し合いの中のほんの一部を編集して、宮崎さんに「ご迷惑をおかけしますから」と言わせ、早原氏の口から「宮崎さん、店を出すことに焦っているんじゃない? (計算が甘くて)当初の事業計画と変わってきたからダメになった…」などと、早原氏の不誠実な態度を誤魔化すような内容であった。

 しかし、よく注意して聞いていると、宮崎さんは「(7月19日付のオンエアで約束された「自分のやりたい方法でやる」という条件が満たされないに、貴方と組んで仕事をしても、結局はうまくいかないだろうから)ご迷惑をおかけするといけないので、お金をお返しします」と言ったことが、理解できないこともないのであるが、放送局(日本テレビ側)の編集の仕方は、明らかに、その逆の意図(「虎」である早原氏を擁護する形)であったことは、いかに民間放送とはいえ、「公器」であるべき放送局としては、誠実さに欠けていたことは否めない。それを、「女は髪を切って現れた」とかいった、問題の本質とはなんら関係ない言葉で粉飾して…。

 しかも、早原氏は「(自分が資金提供しなければ、この女は)事業を始めることはできないだろう」と思いこんでいたらしく、収録終了後も、「これで夢が果たせなくなってしまいましたね」と、あくまで「ええ格好しぃ」を演じてしたところ、宮崎さんの口から「(早原さんにお金を出してもらわなくても、他にいくらでも、事業として出資してくれる人がいるので)予定通り、店を開きます」と答えられて、愕然としたらしい。「指の間からこぼれ落ちた魚は大きかった」ということである。

 ちなみに、宮崎さんがこの結果(キャンセルになったこと)を収録当日にいた他の何人かの社長に手紙で報告したところ、早速、電話を掛けてきたK社長は「それで良かった。私も早原社長の(番組登場第一回目だったので、インパクトをつけるために、何がなんでも飛びつきたいという)姿勢には危ういものを感じていた」とのことであった。やはり、見る人は見ているのだ。

 そもそも、社長たちにとって、高視聴率を稼ぎ出す番組に毎週出演しているということ自体、たかが1,000万円といった金とは比べものにならないくらい自分の事業の宣伝になっているのだから、たとえ、番組参加者に提供した1,000万円が無駄になって(商売に失敗したとして)も、そのことをとやかく言うべきではないのであるが、その上、この早原氏のようなダブルスタンダード(オンエアでは、「きれいに出す」と言って、実際には、「難癖を付けて出さない」ような態度)は、許されるべきではないことは言うまでもない。


★収録時と放送時のズレと個人の保護について 08月30日

 これまで伝えてきた早原社長の不誠実な態度について、読者の一部に誤解をしている向きもあるので、その一番大きな原因について報告する。実際に、宮崎次子さんが「虎」たちと出会った(番組が収録された)のは、4月上旬のことであった。但し、テレビで最初にオンエアされたのは、7月19日であった。それには、日本テレビ側の「配慮」もある。

 というのも、宮崎さんが「着物コーディネータ」として、スタッフを率いて店を切り盛りしていたのは、京都市内の伝統的な町屋を改装して作られた「京のきもの屋」という和装店の一番奥まった土蔵の中にあるその名も「蔵」という店舗であった。アンティーク着物を、洒落たセンスと安心して購入できる価格でトータル的にコーディネートするという商売は、沈没寸前の京都の着物業界では、際だって盛況を博して(儲かって)いた。特に、修学旅行生や京都在住の大学生やOLの間では、たいへんな評判を呼び、地元京都のメディア(テレビ・新聞・雑誌・ミニコミ・インターネット等)では、度々話題として、採り上げられていた。

 ところが、この「京のきもの屋」を運営する「四君子」という着物屋の親会社である「イタリヤード」という会社が倒産し、「四君子」に業務縮小を命令したのであるが、「京のきもの屋」は自分たちの赤字を補填している唯一の黒字部門であるテナントの「蔵」を不当に抑圧して、その収益を自分たちの業績のように「四君子」へ報告して、自らの企業努力を怠っていたのである。

 そのことに義憤を感じた宮崎さんが、まじめに働くスタッフのために「蔵」を別の場所に移そうと計画していた時に、たまたま、仕入れのために上京した際に『¥マネーの虎』(当時は、東京ローカルの深夜番組だった)を見て、申し込み、即、出演。そして、8月19日にオンエアされたように、2人の「虎」から、それぞれ「満額の1,420万円」の出資の申し出があったのである。オンエアはされなかったが、実際に商売をしている宮崎さんのこれまでの収支報告書や新しい事業計画書は、「内容的には文句ない」と、「虎」たちも認めていたのである。

 その際に、「口は出さないから宮崎さんの好きなようにしなさい」と言ってくれた早原社長を選択したのに、7月26日と8月16日に更新された本サイトで報告したように(「事業計画書に不備がある」といちゃもんを付けて)、早原社長のほうが、一方的に条件の変更してきたのである。

 それが、8月16日付の記事のK社長の「それで良かった。私も早原社長の(番組登場第一回目だったので、インパクトをつけるために、何がなんでも飛びつきたいという)姿勢には危ういものを感じていた」との発言に繋がっているのである。番組の視聴者の中には、テレビ局が故意に編集した(収録の順番も実際の時間進行とは異なる)ものを、実際に起きた出来事のとおりだと理解している人もいるので、誤解が生じたのかも知れない。

 レルネット社では、これらの情報を4月16日の時点で入手していたが、オンエアより相当時期が早いということもあって、公開することを自粛していたが、8月16日の放送のような欺瞞に満ちた(宮崎さん側が一方的に悪いというような心証を抱かせる編集方針)番組を放送したので、公の電波を自由にできる放送局と比べて、圧倒的に不利な立場である一個人を弁護するべく、論陣を張ったまでのことである。




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